扇子の製造工程は細かく分業され、扇面の加工部門と扇骨の加工部門に分かれます。
扇面と扇骨を最後に仕上げの加工によって付け合わせ、1つの扇子が完成します。
扇面の加工 |
扇骨の加工 |
合わせ(紙を作る) |
胴切り(扇子サイズに竹の胴を切る) |
↓ |
↓ |
乾燥(紙を乾かす) |
割竹(竹を扇子サイズに割く) |
↓ |
↓ |
裁断(紙を裁つ) |
せん引き(三枚に割く) |
↓ |
↓ |
箔押し(紙に箔を置く) |
目もみ(扇子の要の穴を開ける) |
↓ |
↓ |
上絵(絵を付ける) |
あてつけ(扇骨に細工する) |
↓ |
↓ |
折り(扇子になるように折る) |
白干し(扇骨を干す) |
↓ |
↓ |
中差し |
磨き(扇骨に細工する) |
↓ |
↓ |
万切り(折りで余った部分を切る) |
塗り、彫り(扇骨に細工する) |
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↓ |
要打ち(要を打つ) |
↓ |
末削(紙と骨が入る中の骨を薄く削る) |
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仕上げの加工 |
中附け(中差しされた部分に骨を通す) |
↓ |
万力掛け(扇子の形を作る) |
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親あて(両端の親骨を付ける) |
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検品 |
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完成 |
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